プロフィール

空閑 奈津記(くがなつき)

私がなぜ、建築材料・樹脂とネイルに
関わってきたのかここに記しておきます。

福岡県生まれ。専門学校で建築学・
インテリアデザインを学び、卒業後は建材・資材
メーカーで働く。

ネイル用・工芸用アクリル樹脂製造販売。
デザインとアートという二つの観点から、
生活空間を彩るアートを提供する
「Parsons Art Studio」プロジェクトを始動。
現在はオンラインアート教室を開催。

- Parsons & Art Studio -主催

立体感のあるテクスチャーで表現した作品が特徴。
長年、アーティストとしてアクリル樹脂・
アクリル製品に関わってきました。

様々な質感の樹脂を使い表現をしていきます。
今後は更なる成長を遂げていくために、
材料を起点としたイノベーションに取り組んで
おります。

後にネイリストとして活動し
ジェルネイルメーカーとデザイン制作に携わる。
様々な材料を駆使し、世界7か国で50タイトル
・コンテスト受賞。他審査員。

コンテスト受賞歴はこちら

アートポートフォリオはこちら

現在の職業はシェアサロン運営や
アートスクールを運営しています。

自身で建築材料でデザインした
空間を店舗に施工して
シェアサロン・ネイルサロン
3つ運営しています。
元々の職業はネイリストです。

特にネイルの中でも長いネイルを

作ることが得意で3Dの立体作品や
デザインに関しては色々とセミナー
をしてきたり

ジェルネイルメーカーのトレンドアート
デザイン考案や国際コンテストなどで
たくさん受賞したり、その経験から
審査員を務めたりとしてきました。
ネイリストであった私が
なぜプラスターアートを教えているのか
過去にこのような経歴があります。
私は建築士だった祖父の影響で
学生時代建築学を専攻していました。

心地よい空間を整えたり飾ったり、
美術の方も好きだったので
インテリアを専攻していました。

実は若い頃、あまり勉強が好きではなく
建築士の資格取得のための厚い参考書を
目の前にして挫折を感じた経験もあります。

なかなか就職が決まらず飲食店で
バイトをしつつ就職先を探すというような
時期もありました。

やりたいことと就職が結び付かず
業務用の建築材料の取り扱う会社で
働いていた経験があります。

木材や塗料・部品あらゆるものを業者に
卸すといった形です。

・・もともと装飾が好きだったため
全然やりたい仕事ではありませんでした。
(本当にごめんなさいって感じです笑)

しかし学生時代に材料に関しては一通り
学んできたのでどんな特徴があるのか

把握していました。

配管が使われている場所にしては細い
とか太いとか。

この材料は防水用だから強力でめちゃくちゃ
匂いがきつくて害があるとか

職人さんからの話を聞いたり色んなものを
見てきました。

今思うととても好きではなかった仕事が
役に立っていますよね・・・笑

そういった20代前半を過ごすわけなんですが

その時、日本でネイルのブームが起き、
友人と始めた趣味をネイルにしていきます。

ネイルスクールに通いながらネイルチップを
作ってオンラインンショップで販売したりも
しました。(2003年頃のヤフオクはネイルチップが
とても高値で販売された記憶があります。)

器用さに自信があったものの、なぜか

検定試験や講師試験には不合格だったことが
・・合計14回ありました。

きっとルールを守らずに自分だけの
自己満や練習を怠ったせいもあったと思います。

この頃から自己満をやめて人にどう思うのか
聞くということが身についたかと思います。

試験に落ちた経験をバネにし、
ある人の案内がきっかけで
国内外のコンテストにも出場しました。
その時にアクリル絵の具・アクリル樹脂など
海外ではクラフトワークのようにネイルの
材料で人形を作ったり
ネイルの枠をはみ出してペーパーに
デザインしたりあらゆる材料を使い
作品を制作し、受賞もさせていただきました。
もう、ネイリストとしてどっぷり
ハマっていましたよね。
ネイルサロンの経営団体に入った時、
その中での使用するジェルを開発に関わる
きっかけをいただきました。
樹脂を何度も調合しては工場とのやりとりと
やり直しが大変でした。

最適をなものに仕上げて今では大手のサロン様へ
使用してお客様の爪に乗せてもらいます。
どのくらいネイルが綺麗な状態で保てるのか
研究や検証がありました。
この時から材料を調合して求めるテクスチュアに
したり理想のものを作っていくことに
目覚めていきます。
ここからいろんな樹脂と材料の関係性を
結びつけることでだんだんと材料に興味を
持ちました。

コロナがきっかけで今の店舗に引っ越す
ことになった時、ボロボロの雀荘だった
ところを綺麗に改装することになり

壁画を作ってコロナの長い期間に
テクスチュアアートを始めました。

壁にデザインをするときにどのような
素材と土台を貼り付ければいいのか
建築の人との検証が始まりました。

土台が硬すぎても揺れた時に外れてしまう
可能性があったり骨材がデザインの邪魔を
したり、乾燥する過程で割れてしまう
原因などに直面。

試行錯誤していきました。

学ぶことの学費や材料の検証費に時間と
お金がとてもかかりましたが
思い描いてやりたかった事の正解を見つけることに

没頭できてとても嬉しくなりました。
徐々に発信していくにつれて
県外の方々から壁画の施工を依頼されたり、
作品の制作方法を学びたいというご要望が
多く寄せられたため、

講座を開設することになりました。

そして販売に関しても、ご相談があります。

制作には気軽に取り掛かれても
販売にはとても気が引ける方が多いと感じます。

私は長年インターネット販売や
サロン経営をしてきて、法人や個人様に
物販の販売を月に500万円以上
販売した
こともあり、絵画を販売する
ことに関しては
さほど後ろ向きでは
ありませんでした。

制作過程だけではなく、その方に合う販売方法を
コースでは教えています。